2017年12月7日木曜日

NHKの取材が来た!(1)取材オファー時の対応

突然の電話

11月21日(火)お昼近くに1本の電話がありました。
NHK「ほっとニュース北海道」の取材依頼です。
「値上がりを続ける灯油の対策として、エアコンを使うことはどうなのか?」というコメントを取りたい旨の電話でした。わたしはNPO北海道省エネまちづくり協会の会長を務めています。そのホームページを見て連絡してくれたようです。
 当初当日放送のニュアンスだったので、「30分後に調整して連絡します」と電話を切りました。

当日放送なら午後3時が取材リミット 

 わたしが民放の報道部にいた経験で言うと、当日放送のニュースだと、遅くとも午後3時までには編集作業に入っていないと放送に間に合いません。「午後2時くらいまでならOK」と連絡すると、意外にも「午後3時に行きたい」ということでした。「この瞬間放送日は翌日以降だな」とわかりました。
 インタビューの最初は「エアコンと灯油ストーブどっちが光熱費で得か?」でしたが、話していくうちに、「省エネをさらに進めるにはどんなことをすればいいのか?」という質問になり、放送されたのは下記のとおりです。

“省エネ対策の普及を目指す団体では暖房代を少しでも節約する工夫が必要だといいます。「ストーブであれ、エアコンであれ、工夫のしかたはいろいろあると思いますので、体感温度を変えるには厚着をするのがいいのか、床下からの冷気を防御するためにじゅうたんを敷いたほうがいいのか工夫しながら、いろいろ考えてほしいと思います」”
 というコメントが使われました。
NHK「ほっとニュース北海道」11月22日放送の画面

取材の申し込みが来た時の対応

 取材には、大きく分けると、「メイン(主題・主人公)が決まっていて、相手の都合に合わせる事ができるもの」と、「即日で取材できないと間に合わないもの」があります。
 肝心なのは、取材依頼があった時、どう対応するかです。
会社(組織)なら断らないことをおすすめします。
 わたしの場合は、わりと時間自由がきいたので、すぐ対応できましたが、そうでない方は、代わりに応対する人を決めて振るのがいいでしょう。

 個人の場合は、取材を受けられる時間の提案。できなければ、早い時点で断りましょう。
記者は急いでいます。ともすれば、取材しながら取材先を探しています。

ていねいに断れば、記者の心象がよくなります。心象がよくなれば、また取材してくれるかもしれません。

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