2013年5月19日日曜日

テレビでPRするための基礎知識〜その商品・サービスは動きますか?


今日はテレビでPRするための基本を話させていただきます。
今、PRされようとしているもの、それは動きますか?
あなたの商品・サービスは動きますか?動きを映像で撮ることができるでしょうか?
特に中継では重要視されます。

テレビは動画です。
テレビは、特に中継では短時間で「動かない」、「進展しない」または、「話だけ」ものは苦手です。

動かない物の例
例として、名刺です。
このお話は、取材を受けていただいた方の名誉のために申し上げますが、取材依頼を受けたものではなく、私が取材を申し込んだ私の失敗談です。

札幌にペットボトルやバナナの皮など、今まで捨てられていた物を名刺用紙として再生させて使う印刷会社があります。「環境を守る」とか「エコ」の時流もあって、新聞などで話題になりました。
通常、名刺のように動かないものはテレビで扱いません。
ただし、名刺に動きがあれば別です。
例えば、「折りたたんであって、開くと立体になる」とか、「携帯などでバーコードを読むとメッセージ入りの映像が出る」とか、「スマートフォンで見ると3D映像が見られる」ならあつかえます。新たな情報と情報を見るためのワンアクションがあるからです。

しかし、この時は名刺用紙が本来紙の原料以外から、どのように作られるか興味がありました。
どんな薬品を使うのか?どんな機械を使うのか?
「『エコ』になる工程が撮れるかもしれない」と、思いました。

私は事前取材に伺いました。
社長ら会社のスタッフとお会いし、開発までのお話や情熱、アイデアなど様々な話題で話は盛り上がりました。
が、中継は断念せざるをえませんでした。

理由はその会社には、撮影できる物が名刺用紙と印刷の機械しかなかったからです。
動くものは名刺の印刷機だけ。これでは、普通の印刷屋さんと変わりません。

私がで一番見せたかったのは「エコ」になっていく過程の映像です。
しかし、できた名刺のいわゆる「紙」は本州に発注しています。会社には完成品しかありません。
テーマとして「エコ」の動きがある映像が撮影できないのです。
ディレクターが見せたい、動きのあるものを撮影できない場合、ネタとして成り立ちません。

進展しない物の例
もうひとつの例は、環境関係の話題です。
環境関係の話題は説明に1分以上かかるものが多数あります。番組のコーナー大抵最大5分。
ディレクターは物などの説明に1分以上かかるものはあつかいません。理由は説明中にチャンネルを変えられてしまうからです
私は省エネルギー普及指導員もやっているのでよくわかるのですが、環境関係のネタは映像化できないもの、珍しいものではないことが多いのです。

3・11以降、太陽光発電や風力発電が再注目され話題になりましたが、イメージとして一般的になり、最近ではテレビの題材として見ることが少なくなりました。
例えば、太陽光発電の一般的な映像構成パターンは以下のようなものになります。

太陽光パネル
   ↓
発電量計ディスプレイ
   ↓
発電した電気をつかう
   ↓
電柱・電線(電力会社に売る)
   ↓
電気使用量明細
   ↓
設置した方の感想。 

一般的にこのような流れになります。みなさんも見慣れた映像ではないでしょうか?
テレビは目新しいことを探しています。同じ話題でも新たな展開が撮影できなければ、あつかうことができません。

みなさんもすでに知っていることを放送していても見ないですよね。

動かないものでも、PRできる場合
ただし、商品やサービス自体に動きがなくても、テレビで扱える場合があります。それは「どう使われるか?」などを一連の映像として撮影できることです。
商品やサービスを売り込む場合、製造工程など過程や使われる「動き」を考えておくことが必要です。


テレビでPRすることに興味を持たれたら札幌PR戦略研究所のホームページを
ごらんください。

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